ケニア日記

ケニアのNGOでのインターン記を綴っていたブログ。今は電器メーカーの財務で働いてます。

大学とかいう化石

卒論提出は明日と明後日だ。提出の時間がこの二日間のうち何時から何時までと厳格に決められており、その時間を一秒でも過ぎればアウトらしい。先輩やら助教授から、歴代のギリギリ滑り込みの事例や、間に合わなくて留年した例などを聞かされ、少しびくびくしている。
 
しかし大学というのはどうしてこう頭が悪いというか、非合理的で偏屈で変化を拒む体質なのだろうか。一秒遅れたからといって卒論の受領を拒否する合理的根拠はどこにもないと思うのだが。大学は学問ではなく、一秒たりとも遅刻しないことを教えるところなのか?企業の採用活動で面接に遅れた際に、時間に遅刻する人間は採用しませんというのはまだ分からんでもないが、一秒でも遅れた人間は卒業させないというのはいくらなんでも大学がやるべきことから乖離していると思うのだが。
 
だいたい、その教えを貫くならとっととメールでの提出を認めるべきだ。この方が不本意な遅刻の可能性も減る。いまどき製本するとかアホなのか?学術的に価値のある論文なら紙媒体でも残す気持ちは分かるが、学部のゴミみたいな論文をわざわざ製本させるのは時間と金と資源の無駄であり、製本屋さんに金でももらってんのかと言いたくなる。紙媒体を指定された時間と場所に提出だと、たとえば電車が止まるなどアクシデントが発生する確率がどうしても存在するが、メールでの提出を認めればそのリスクは減るだろう。何なら両方認めてもいいだろうし、いつまでも紙で時間厳守というクソ制度を維持する合理性がどこにも見当たらない。というか直近の卒論を見ようと思っても紙媒体しか残ってないから見づらいことこの上ない。こいつら何なの?研究成果を世に広める気ゼロでしょ。まあ大した価値もないし世に広めたくない気持ちもわかるが(僕のあれな論文も含めて)。