ケニア日記

ケニアのNGOでのインターン記を綴っていたブログ。今は電器メーカーの財務で働いてます。

銀座は元気だな

大田区に住んで、日々満員電車に揺られる暮らしをしていると自分が東京に住んでいることを忘れ、アベノミクスの恩恵はどこえやらと錯覚してしまうが、久しぶりに銀座、丸の内あたりに来たらすごく楽しい。街に活気がある。

今回は初任給で色んなものを買うために銀座にやって来たのだが、まずはテレビを見ようと思って有楽町のビックカメラに行った。
そこで驚いたのが、パナソニックフェアとかいうのをやっていて、パナの商品を一万円以上買ったら抽選で何か当たるとかいうフェアというものだった。パナソニックの業績の良さを感じた。業績悪いと販促費は削られるのが定番なので、ソニーなんて当然そんなセールはやっていなかった。おそらく最近好調なパナが、増税後の反動による消費減を少しでも食い止めようと販促に予算を突っ込んでいると思われる。

また、始めてまともに家電屋さんでテレビをチェックしたのだが、その品揃えの悪さに驚いた。売り場の構成が4kなどの最新の高価な製品が並べられ、その横に少しスタンダードなものがあるという風になっているのだが、欲しいと思える価格帯の製品がとにかく少ない。
思うのだが、例えばテレビというのはとにかく場所を取るので、有楽町の一等地で売るのは限界がある。ビックカメラの各売り場(テレビコーナー、パソコンコーナーなどの)の面積あたり利益率などのデータがあれば是非見たいのだが、テレビは利益率は決して良くないのに場所を取るかなりやっかいな製品だと思われる。
また、総合家電量販店というビジネスモデルが明らかに限界が来ている。昔ならビックカメラ以外に選択肢がなかったので、一つの店舗に商品を網羅することにも意味があったが、今は品揃えという観点ではどうがんばってもネットに勝てない。リアル店舗は面積あたりの利益率高い製品や、説明が必要な製品、ライブ体験が相当に重要な製品に重点を絞るべきだろう。もはやビックカメラAmazonに勝てないというのはいまさら僕が言うまでもないことだが、対象商品さえ絞り込んでリアル店舗ならではの付加価値出して戦えるフィールド選べば駆逐されるということもないだろう。だが今の総合家電というのは明らかにきついし、消費者にとっても実は不便だ。

例えば今回僕はテレビを見に行ったがネットと比較してテレビの品揃えの悪さに絶望したし、店員も対した商品知識を持ち合わせているようにも思えなかったし、非常に残念だった。


しかし銀座は楽しいなー早く銀座の寿司をファストフード感覚で食べられる身分になりたいわ