ケニア日記

ケニアのNGOでのインターン記を綴っていたブログ。今は電器メーカーの財務で働いてます。

新聞屋が来た!

さっき(午後9時過ぎ)インターフォンがなって、引越しの挨拶が来た。今の時代に律儀な人だなーと思って玄関を開けると、挨拶にと洗剤を渡され、今時こんな人もいるのだなと驚いた。近くで新聞配達やってて、配達所に余ってたの持って来たんですといってビール(金麦だが)1ケースくれて、さらにお米もくれた。え、マジでと思ってたらそこから新聞の売り込みが始まった。

僕が以前新聞のセールスを受けた時は、一月分くらいの商品つけるので契約してもらえませんかというスタイルだったが、これは引越しの挨拶と称して先に商品を押し付けて、その後で契約させるという斬新なスタイルだったのだ!

正直新聞取る気なかったが、日経ありますかと聞くとあるというので、まあ三ヶ月くらいならいいかなと思って契約することにした。

そして契約書書いた後で、じゃあ読売をよろしくお願いしますとか言われて、え?ってなって、日経じゃないの?と、聞くと、いや、最初の三ヶ月です。そのあとはなんでも大丈夫です。読売も経済面6ページありますよと言われた。

三ヶ月の後は大丈夫ですって、それただ新しく契約し直すだけじゃないか!危ない危ない。このお兄さんは油断も隙も無いないな。

もちろんお米なども返却したが、洗剤二つだけは引越しの挨拶だからとくれた。いい人だ。

ところでこのお兄さんは沖縄っぽい訛りがあって、爽やかで、僕は騙されそうになったにも関わらず最後まで悪い印象は抱かなかった。なかなか素晴らしい営業マンを育てているものだと読売の代理店に感心したが、どうせなら可愛い女の子にしてマッチ売りの少女的な感じで売ればもう少し成約率上がるのではないかと思う。まあ僕は新聞よりマッチの方が欲しいけどね。