ケニア日記

ケニアのNGOでのインターン記を綴っていたブログ。今は電器メーカーの財務で働いてます。

オリンピックってどうやって運営されてるの?


いやー東京に決まりましたね、めでたいめでたい。
僕は東京開催に反対する気持ちなんてこれっぽっちもないのですが、
反対論者の意見を見ているとその中の一つにほかにやることあるだろみたいな意見があった。
 
これを見て疑問に思ったんだけど、オリンピックって誰が運営してるんですかね、
軽く調べたくらいだと全然わからなかったんだけど。
 
まずお金だけど、これは民間企業のスポンサーがつく、いわゆる運営資金ってやつはほとんどこれでまかなわれるはず。ただ競技場だとかインフラを新たに建設する場合は、たぶん独立行政法人が新たに作られるか、既存の独法によって運営されるはず。この場合、新たに建設するなら確かに建設するのと維持するのに余分なコストがかかる。
ただそんなに競技場って乱立するのか?できたしても微々たるもので、
維持するくらいでそんなに金かかるとは思えないし、むしろ経済効果の方が大きいと思う。つまり、何から何まで新たに建設するんでもない限り、だいたい民間資本でまかなわれのだと思う。
 
次に、人というか運営主体。これがよくわからない。
たかだか300人規模のイベント運営するだけでも、そのロジスティクス管理するのってめちゃくちゃ大変なのよね。それがオリンピックとなると、本当にどうやって裁いているのかがわからない。
まずスポンサーからJOCにお金が流れて、JOCがそのお金を使ってたぶん運営会社を雇て
彼らが運営するのだろうが、いったいどこの誰なんだろうか。
だって、JOCはもちろん今の日本にオリンピック運営したことある人なんでほとんど現役でいないわけじゃん。誰がノウハウ持ってるの?IOC以外心当たりがないので、たぶんそこからも多少人は派遣されるのだろうが、はっきり言って国も場所も時代も変わった状況で4年前のノウハウがどこまで活きるのかは疑わしい。
 
ところで僕が常々すごいと思っているものの一つに、東京の花火大会がある。
東京は世界一の人口密度を誇る都市なので、たぶん東京の花火大会が
短期間に大量に人を動員するイベントという意味では世界最高レベルのはず。
ごくまれに将棋倒しになって死傷者が出るが、基本的に何事もなく毎年運営されており、あれはいったいどこの誰が指揮を執ってるのかと毎年感心してしまう。
 
2020年には僕も30歳になって、1,2回くらい転職して好きなことをしている予定なので、是非ともこのオリンピックの指揮を執る会社だかJOCだかで働いてみたいのだが、どうやったらどこに入れいいのだろうか。4年後くらいから自然とマイナビに求人が現れたりするのだろうか。
いやはや楽しみである。