ケニアの食事たち
いつもケニアのご飯がまずいと酷評してきたので、このままではケニアへの旅行者が減ってしまうのではないかと危惧しております。また、インターネット上には日本語でのケニア情報が非常に少なく、僕もケニアの情報を調べるときは英語で検索することが多い。
というわけで、今回はケニアのおいしい(ましな)料理たちを紹介するとともに、日本語でのケニア料理情報をオンライン上にフローすることで、日本人旅行者の一助となることを目指してブログを更新したい。
第3位
BEEF STEW
ビーフシチューwithライスです。
だいたいSTEW(シチュー)といえば通じる。シチューは野菜を含んでおり、かつそこそこおいしいので外れはない。冒険してメニューから適当に選ぶとたいてい豆のスープが出てくるが、これがおいしくない。
そしてシチューと一緒に何か食べるか聞かれたりするから、炭水化物系のUgali(ウガリ)、CHAPO(チャパティ)、MCHELE(ライス)から選ぶことが多い。後はCHIPS(フライドポテト)など。
上の写真はうちの近所のお店で、アクセスもよくこれで110円ほどと手頃なのでよく使う店。米、肉、野菜がとれるメニューなので重宝している。
ちなみにウガリというのはトウモロコシをつぶしてコネコネしたもの。まずい。カロリーを摂取するためだけの食べ物。ケニアの主食…と思っていたがたいていの人はチャパティや米の方を好んでいる気がする。
第2位 ピザ
全くケニア料理じゃなくてごめんなさい。
この写真は直径20cmで、成人男性一人で食べてちょうどいいかなという分量。
ケニアのショッピングモールでは絶対見かけるピザチェーンの一つ。これで550円なり。モールなどで売っているので、上のスラムの食事と比べるとくそ高い。しかしうまい。日本のピザよりクオリティは落ちるがケニアではおいしい部類。チーズ好きの僕は重宝している。家には冷蔵庫がないので普段は乳製品など食べられないのだ。
第一位
FRIED BEEF with CHIPS
フライドビーフとチップス。
たどり着いた結論は、肉はうまい。
そしてなるべく調理が施されておらず、塩だけで食べるものが一番うまい。
チップスは普通においしいのだが、写真を見ていただければわかるとおりボリュームが半端ない、さらにちょっとオイリーなのでなるべく食べないようにしている。絶対太るし、これは昨日の夕食で、花金だったので少し奮発したのだが、食後3時間くらい気分が悪かった。奮発といっても近所で食べたので180円なり。安い。
ちなみに昨日の夜は、おっさんが隣で豪快に焼きたての肉をカットしてもらって食べていたので、それは何だって話しかけたら、食べてみるかって言ってちょっとくれるという心温まることがあった。ロケ番組の芸能人にでもなった気分である。
番外編
アーモンドクロワッサン計画
くそうまい。正直1位にしようかと思ったが、あまりにケニアっぽくないのでやめておいた。ショッピングモールで買った。100円くらい。前も書いたけど、チョコとか、クリームが加わるとケニアのスイーツは一気にまずくなるが、これは砂糖とシナモンとアーモンドくらいなのでうまい。成城石井のクロワッサンダマンドを彷彿させる、というと少し言い過ぎだけどケニアの甘いものの中ではトップレベル、しかもそこまで高くない。
マーブルスライス。くそまずい。三口くらいで捨ててしまった…
まずスポンジが堅い、というかスポンジじゃない。マフィンレベルの食べ応えがあるカロリー爆弾。写真のプラスチックのフォークではとても食べられないくらい堅い。そして、白い部分は生クリームではなく、マーガリンと砂糖を混ぜたようなやつ。クリームかと思って買ったらこのざまだ。三口目は素材を検証するためにがんばって食べたのだが、そのときこれがマーガリンだと気づいて後悔した。ただでさえマーガリン嫌いな僕には拷問。
ビーフシチューwith ウガリ
ウガリはまずい。これは厳密に言うと、ウガリではなく、トウモロコシに芋とか豆をつぶしたものが加わっている。名前は忘れた。純粋なウガリは白い。食べながらものすごいカロリーを感じる。食べられないほどのまずさではないが、チャパティとかライスの方が無難。