ケニア日記

ケニアのNGOでのインターン記を綴っていたブログ。今は電器メーカーの財務で働いてます。

サファリ日記①

今日は朝の6時に起きた。7時に近所まで、マサイマラのツアーの人がピックアップに来てくれることになっていたのだ。
 
15分ほどドライバーの到着が遅れたが、問題なくピックアップされ、一度タウンまで連れて行かれほかのツアー参加者と合流した。オランダ人4人と、中国人の女の子一人だ。フラ語、スペ語/ポル語、ドイツ語あたりは聞き取れはしないが聞いていて何語を話しているかぐらいは分かる。だが、オランダ語を聞いたのは生まれて初めてで、最初は全く分からなかった。しかもオランダ語は何となく英語と音が似ているので、自分のリスニング能力が足りないのかと少し焦った。この4人は家族で、お父さんとお母さんは64歳と言っていた、娘二人も30は確実に超えているがなかなか元気なファミリーである。
 
中国人の女の子はなんと17歳だ。飛び級してアメリカの大学に通うことになっており、9月の後半から学校が始まるので、今はナイロビで3週間のボランティアの後に今回マサイマラに行くのだという。いろんな意味で驚いた。日本で東大が秋入学検討のニュースが出たときは、高校卒業後に何すればいいんだとか言うぬるい声が多かったが、こういうことすればすればいいんだよ。英語も上手いし、日本はどうして毎年総理が替わるの?とか聞いてきたりなかなか頭も良さそう。
 
山道を揺られていざマサイマラへ。
まずは標高2000mくらいの山で休憩。壮大である。
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筆者近影。中国人の子に撮ってもらったがすごく満足そうだと言われた。
 
その後は道なき道を進む。
正直、このあたりから嫌な予感がしていた。今進んでいる道は舗装などされておらず、車の中で激しく上下に揺られながら進んでいる。あたりを見渡してもまさに不毛な土地という表現がふさわしく、本当に何もない。
保護地域というのは人の手を入れてはいけないらしいが、僕のイメージでは大自然が広がるところから少し離れたところに、ホテルがいっぱい並んでいるというものだった。観光地化してしまったグランドキャニオンとか、イグアスの滝とかそういうイメージ。だが行けども行けども枯れた大地しか見当たらない。
 
そして、不安な思いを胸についに宿に到着!
ちょっと今日は雨が降っていていい写真がないのとそろそろ消灯してしまうので
続きは明日写真とともにお届けします。次回驚きの展開が!!