ケニア日記

ケニアのNGOでのインターン記を綴っていたブログ。今は電器メーカーの財務で働いてます。

ショッピングモール襲撃事件に関して

まず、前も書いたけど僕は無事に過ごしてます。
 
twitterを見ていると日経にも出ていたので、日本でも多少ニュースになっているのだろうか。事件が起きた当時はマサイマラに行っており、かつwestgateという場所で起こったのだが、家はそこからもだいぶ離れているので特に影響はない。
 
このwestgateというとところはリッチな地域で、そこのショッピングモールが襲われたので日本でいうと六本木ヒルズをテロリストが占拠したような状況である。
 
ショッピングモールが襲われたと第一報では聞いて、いくら金持ちの町とはいえ、なんで銀行じゃなくてそんなところをおそうんだ?と思ったが、後から明らかになった情報によるとイスラム過激派による犯行ということだ。
ケニアはソマリアのテロリスト掃討作戦に参加しており、その報復としてたびたびこのような爆弾テロなどが行われている。
 
今日は日曜日で、片付けなければ行けない仕事があったのと、テロがどのような影響を持つかに興味があったこと、また事件があった場所は僕の住んでいるところから離れているから安全だろうと判断して、軽率だが今日は近くのショッピングモールに行ってきた。
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ほとんどの店が明かりがついているだけで閉まっている
 
 
そもそも営業しているのかという不安はあったが、モール自体は営業していて、ただ店舗ごとにその判断は任されているという感じだった。写真からも分かるとおりだいたいの店が閉まっている。入り口近くに僕の御用達のJava houseと、3店ほどご飯を食べられるところがあるのだが、そこは営業していた。
 
しかし、ほとんどの店が閉まっているおり、というかショッピングモールが襲撃された次の日にも関わらず客がそこそこ入っており、Java houseに関してはいつもより盛況なくらいであった。また、モールの入り口では海外のショッピングモールよろしく荷物チェックをがあるのだが、いつもはザルのこのチェックも今日は少し気合いが入っており、モール内の警備も少し厳重だった。
 
また、帰りは近所のレストランで夕食を食べて帰ったのだが、テレビで大統領(と思われる)人が演説をしており、テロには屈しないといった趣旨のことを話していた。
 
僕の生活圏はあまり豊かな地域ではないので、この種のテロに巻き込まれる可能性は低いだろうが、それでも可能性はゼロではないし、何よりタウンなどには行くこともあると思うので注意しなければならない。来週の土曜日には領事館が「邦人安全対策連絡協議会」なるものを開催するらしいので、日本人ネットワークとのコネ作りもかねて参加しようかと思う。というか僕が想像していた以上に領事館というところは仕事をしており恐れ入る。