ケニア日記

ケニアのNGOでのインターン記を綴っていたブログ。今は電器メーカーの財務で働いてます。

マーケター感覚

ケニアの生活事情を書いたり、市場原理最高な話をし出したりと、あまちゃんの話をし出したり、半沢直樹の感想書いたりとこのブログはケニア日記と題しているが結構話題があっちこっちいく。特に読者など想定せずに好きなことを書いているからだ。いや、一応ケニアに行こうとする日本人旅行者のために、ウェブ上で日本語でのケニア情報を発信するという社会的使命を帯びてはいるのだが。
最初はfacebookにリンク貼るので見てくれるのはfacebook上の僕の友達の人だけだったが、最近はアクセス解析を見てみると検索エンジンなどfacebook以外から来る人もそこそこいる。
 
僕は大学1,2年生の頃はちょっと中二病のような感じで、最近何が流行ってるのか全然知らないわーテレビとか全然見てないわー状態だった。実際毎日ゴールデンのテレビ番組を見れるほど暇ではなかったが、地獄のミサワでよくネタにされるこういうこと状態だったことは否定できない。
 
ところが最近は、あまちゃんも半沢直樹もチェックしたし、AKBも好きだし、アプリの人気ランキングはよくチェックするし、パズドラもやってみたし(残念ながら30分で飽きた)、GREEのゲームもやってみた(15分で飽きた)。今度は完全にミーハー状態であり、とりあえず流行っているものはチェックして、その上で面白いだのつまらんだのと評価するように心がけている。
 
まあ暇だからと言えば元も子もないのだが、やっぱり流行から学ぶことは多いと思う。なぜこれが流行ってるのかを考えて、次はどういうもの作ったら売れるのかを考えるのは大事な力だと思う。BtoBの仕事してるそこまで関係ないかもしれないけど、BtoCの仕事する人は、たとえば自分の扱う商品がお菓子であったとしてもパズドラのどういうところが評価されて流行っているのかはチェックした方が良いと思う。コラボという形でダイレクトに絡む機会があるかも知れないし、直接絡まなくてもそこからアイデアを得られることはあるはず。
 
僕の仕事は財務なので直接は関係なさそうだが、起業しようと思うならやっぱり今どんなサービスが支持されてるのかは知っておくべきだし、今はケニアでアクセサリー売ったり、募金を募るページを作る上で消費者にどうやったら評価されるのかを考える視点は大事だなーと思う次第だ。
だから「AKBとか半沢直樹とか何が面白いのか分からんわー」というのは勝手だが、何が面白いか分からないというのは私はマーケット感覚がありませんという一種の敗北宣言なので、「半沢直樹一回見てみて、確かにみんなは○○なところに魅力を感じてるんだろうけど、僕は全く共感できなかったな」というフレーズを使うことをおすすめする。