ケニア日記

ケニアのNGOでのインターン記を綴っていたブログ。今は電器メーカーの財務で働いてます。

やっぱり日本は変わってるんだよ

今日はUSIUに行ってきた。santanaに呼ばれて、何がやるのかと思ったらたいしたことのない普通のミーティングで拍子抜けした。ただ、大学生や他国のインターン生と話していていろいろ面白かったのでまとめてみる。
また、友達がちょうど同じようなことを書いていたのでこれも見てみると面白いかもしれない。
 
 
①日本の自然災害の多さは異常
USIUの学生に日本を台風が襲ったらしいね、大丈夫?と言われた(ちなみにtyphoonではなくhurricaneと言っていた)。
確かに今回の台風はなかなかの規模だったらしく、実際に犠牲者も出るなど悲しいことになってしまったが、とはいえ僕にとっては台風は毎年来るもので、犠牲者が出ても悲しいことではあるが驚くことではない。しかし驚いたことに、日本を台風が襲ったというニュースがおそらくケニアでも報道されており、かつこのUSIUの学生にはそこそこ深刻に受け止められていたのだ。確かに雨もそんなに降らないケニア人からしたら雨風が吹き荒れて犠牲者まで出るなど相当な異常事態に思えるのかもしれない。日本の自然災害は遠いケニアでも報道されるほどのものなのだ。
する
 
②日本語に驚かれる
日本語というのはとにかく特殊な言語で、以前僕がKindleで本を読んでいると縦読みに驚かれたという話は書いたような気がする。今回は、USIUでネットを使って日本語のウェブサイトを見ていたら、「この文字(日本語)はPCで打てるの?」と聞かれた。このときはUSIUのパソコンを使っていたので、このパソコンでは無理だけど、僕が持ってる日本のパソコンなら打てるよ、と答えた。
すると、「でもこんなにたくさんの文字があったらキーボードが足りなくないか」と言われた。その発想はなかった。日本のパソコンには変換という機能があり、まずひらがなという言語でタイプした後、それを感じなどに変換するのだと説明したら分かったような分からないような顔をしていた。
日本語が漢字を含めて学習するのに時間がかかることは間違いないが、果たしてある一定量の情報を処理するのに日本は英語と比べてどうなんだろうか。漢字のせいで、手書きに時間を要するのは間違いない。タイプに関しても慣れた文章ならともかく、使い慣れない漢字などが出てくると変換で手間取るのでやはり不利な気がする。ただ書くのに時間がかかる分、漢字って読んで理解するのに必要な時間は短縮してくれる気はする。もしこれが事実なら、情報はアウトプットよりインプットの方が確実に多いので、便利な言語と言えなくもない。
 
 
 
③work hardといわれる
僕は平日は基本的にMUYOGに行っている。たまに用事があったり、めんどくさいときは適当に理由を言ってカフェで作業することもあるが、基本オフィスに行く。ただ、仕事もそこまで多いわけではないので、普通にfacebook見たりtwitter見たりして遊んでいる時間もある。ここら辺が非常に日本人っぽいのだが、とりあえずオフィスには行くか、って思ってしまうのだ。最近の台風のおかげで少し話題になっていたが、日本人はたとえどんな災害が起ころうと這ってでも出社する、信じられないという記事があった。僕は雨が降ってたら休むくらいにはケニアではゆるゆるしているが、それでも今日USIUに行った後、この後どうするの?と聞かれてMUYOG行くよと答えたらyou work hardと言われた。
海外インターンに参加したときに、他国のインターン生が遊んでばかりでいらいらすると日本人が言っているのをよく聞く。僕はあまり他のインターン生と絡む機会がないのだが、この後オフィスに行くと言うだけでハードワーカー扱いだから、そんなもんなんだろう。まあ這って出社した割に、やる気があるのかといえばそうでもなく、ちんたら仕事をして残業代を稼ぐというのが日本人のワークスタイルなので誇れるものでもないが。
 
④腕毛ふさふさ
今日USIUに行ったときに、フランスから来てる可愛い女の子のインターン生がいた。今日いたインターン生は僕以外にはこの子だけだった。普通に可愛いのにタンクトップを着ていて腕毛がふさふさなのにカルチャーショックを覚えた。
ふさふさというと語弊があるが、特に手入れをしている様子がなかった。昨日ケニアに来たと言っていたので、長期滞在しているからというわけでもなかろう。何とも言えない悲しい気分になった。