Javaに始まりJavaに終わる
飛行機は午前10時半発、国際線は4時間前には着けと言われたので、今日は午前3時半に起床し、リーガルハイを見て気合いを入れて出発した。タクシーとは5時半に待ち合わせをしており、無事6時半前には着いた。
しかしながら、4時間前に着く必要は全くなかったようで暇をもてあます。ところで2ヶ月前に来たときは空港が火災に遭い、建物がテントだったのだが、驚いたことに普通に空港ができていた。一部まだ建設中であったが、今回は普通に飛行機に乗るまで一度もテントを通ることはなかった、というかもうテントは見当たらないほどだ。
さすが観光に力を入れている国だ、気合いが入っているなーと思った。しかしこれがケニア空港のピークだった。昨日はケニアでの感動的な思い出を記したが、今日は空港の悪口だ、まあ建設的意見なので許してほしい。
まずwifiが全くつながらない、というか飛んでない。テントの時は飛んでたのに。これならテントの方がましなくらいだ。また、チェックイン手続きは機械で無人でできるのだが、僕の大韓航空はできなかった。まあこれは許してやろう、大韓なんてケニアではほとんど飛んでないし仕方がない。しかしながら、チェックイン手続きをする女性がなぜかもたもたして他の黒人男性スタッフを呼ぶ。彼が頑張るも力及ばず、ついに韓国人スタッフを呼び、彼が何とかしてくれた。おまえの仕事は他のスタッフを呼ぶことかと問い詰めたい。
チェックインを終え、荷物を預けた後は暇なのでコーヒーでも飲むか、とカフェを探すとDORMANがあった。DORMANはケニアのドトールのようなものだ。僕は完璧な計算のもとでケニアシリングを使い果たしており、もはや財布の中には硬貨すらない状態にしておいたので、クレジットを使えるか確認すると使えるという。そこで、ハウスコーヒーとサンドイッチを頼むとエスプレッソ（を使う飲み物）しか今はないと言い出す。メニューにあるものを提供できないのはケニアあるあるなので、このあるあるは空港でも通用するのかと思いつつ他のものを頼む。…がこのタイミングでクレジットは使えないと言い出した。クレジットカードを読み取る機械はあるのだが、なぜか今は無理らしい。僕はできあがったカプチーノを横目にDORMANを後にした。
ちなみに現金は日本円は持っていたのだが、空港内の両替は100円あたり買値が60KES,売値が120KESという殺人レートだった。こんなところで両替するの死に等しいので決してするわけにはいかない。
Wi-Fiもクレジットも使えないクソ空港を探索していると、Java Houseを発見した。このブログでもおなじみ、ケニアのスタバだ。ここはドリンク以外に料理も提供しており（ケニアのカフェはだいたいそう）僕のケニアの食生活を支えてくれていたのだが、まさかケニア最後の食事までJavaになるとは。クレジットは当然使える。こうしてJavaで優雅なモーニングをいただきながらこの怒りのブログを書いている次第である。
確かに火災のあとという事情もあると思うし、以前がどんな状態だったかは知らずに書くが、ケニアの空港には幻滅した。そしてこの国が観光で食っていこうとしているならもっと整備するべきだ。日本の空港もwifi微妙、英語微妙、アクセス最悪と成田などはゴミのような空港なので偉そうなことは言えないが、ケニアは空港にもっと力を入れるべきだろう。
まずwifiをどこでも使えるようにガンガンに飛ばし、そしてすべての店舗で確実にクレジットを使えるようにする。チェックインカウンターをもっとわかりやすくする。また、市内から車で30分程度とアクセスは非常に良いのだが、これも混雑すると遅れるので、鉄道かもしくは道路を拡大しピークタイムにも耐えうるようにすべきだ。観光客を呼び込みたいなら行動で示せ。ケニアはアフリカの中でも比較的発展しており、南アフリカの立地の悪さを考えるとアフリカ大陸のハブ空港足ることも可能だと思う、敵はエジプトあたりか。このように、将来のハブ化を目指し、かつサファリなどの観光資源を有効に活用すべく、もっとすばらしい空港の整備が望まれる。Javaを入れたというのが唯一の良い仕事だ。ケニアで本当にお世話になったJavaに敬意を表して僕のJavaコレクションの一部を披露しよう。みんなもケニアで飯が不味くて死にそうになったときは是非頼ってほしい。
ガーデンサラダと、チップスと、グリルドフィッシュ。ナイロビでは魚はなかなか食べられないので貴重。そしてこれまたナイロビではなかなか食べられない新鮮なサラダが美味しい。
同じうガーデンサラダと、サンドイッチとスープ。サンドイッチとスープはいくつかある種類から選べる。これはたぶんハターキー＆チーズのサンドイッチと、ガーリックオニオンとトマトのスープ、このスープが美味い。
おしゃれにハートを作ってくれた。ビスケット付き。
