ケニア日記

ケニアのNGOでのインターン記を綴っていたブログ。今は電器メーカーの財務で働いてます。

ドラクエ8プレイ日記とゲームの能力

卒論期間中は封印していたのだが、卒論も終わったのでさくっとクリアした。
現在は竜の試練に挑戦中で、メタルキング狩りにいそしんでいる。
 
ドラクエ8ドラクエとしては初めて3D化した作品であり、広大なフィールドを駆け巡る爽快感もある一方で、フィールドで宝箱を探すなど作業が増えて、3Dは正直もう良いかなと個人的には思ってしまう。あと、パーティが4人しかいないので馬車がなくて戦略の幅が狭い。あと不思議なタンバリンを手に入れてからは無双状態になるというのがあまり好きではないところだ。タクティクスオウガのハボリム先生のペトロクラウドや、FFTのシドくらいチート性能だ。まあ使わずにプレイしても良いのだが、はじめから制限プレイやってない限りあると使っちゃうよね。錬金釜も同じで、初回プレイ時はともかく、2回目以降は強力な装備をさっさと錬金してしまうのが良くない。自主規制しろと言われたらこれもまあそうなのだが…
スキル制度も、途中で振り返ることができないから、全体としての戦略性はあるかもしれないが、強敵に遭遇したときにどう対処しようかという戦略性は薄いからあまり好きじゃない。
 
悪口ばっかりになったが、作品としては普通に好きですよ。古き良きドラクエの良さを残しつつ、新しい要素も入れて、職業で没個性とか言われたからそれに対抗したりと、良い試みだと思う。個人的なドラクエ好きなランキングは
5>6>4>7>3>8>2>1って感じ。1,2はまあ古い。古典。FF2が革新的なシステムを採用しているのとは対照的。
 
 
ここでちょっと一般化してみる。
僕は幼い頃からゲームが大好きで、流行の本のタイトル風に言うなら「必要なことは全てゲームから教わった」って感じだ。アクションもやるが、どちらかというとRPG、シミュレーション、カードなどが好きで、ゲームの法則性を理解して、そこで勝利確率を高めるパターンを構築するという作業が好きだった。
大学入試もこれと同じで、僕はゲーム感覚でやっていて、過去問などから傾向を把握して、自分の苦手なところを合格に必要なレベルまで鍛える、とシミュレーションゲームのような感じだった。だから東大にはゲーム好きな人がいっぱいいると思っていたら案外そうでもなく、みんな受験勉強は真面目に努力して乗り越えてきた人や、圧倒的才能でさくっと超えてきた人が多く、その過程を楽しむって人はあまりいなかった。これが理系になると少し話は変わって、やはり彼らは文系とは違ってこの世の真理を探究するのが好きな人なので、ゲーム好きも多い。
このゲームで学んだ力は問題解決の基本と一緒なので、非常に普遍性の高い能力だと思っている。まあ現実は分かっているのに解決できない問題は多いので、これがゲーム脳の限界かもしれない。