テレビもキター
今日ソニーの決算が発表された。平井社長まで出てきてVAIOの売却をオフィシャルに発表し、三月期の純損益を1100億円になる見通しを発表した(従来は300億円の黒字予想)。そしてテレビ事業を子会社化して立て直すと発表した。
VAIO売却のニュースが流れた際は株価が急騰した(ちなみにレノボと提携?というニュースが流れたときレノボの株価は下がった笑)が、今日のテレビリストラもマーケットでは今更感は否めないものも好感を持って受け止められるだろう、1100億円の赤字見通しだから投資家的にはきついが。
ちなみに他のニュースのインパクトが強すぎて全く話題にはならないが、FY13 3Qの決算は増収増益だった、今度は電池が足を引っ張っているようだが、相変わらず強い金融やプレステを筆頭に、悪い業績ではない。
しかしテレビの子会社化って新卒で入る人はどうなるんだろうね、そもそも採用してたのかな。給料だいぶ違うだろうなー
PCやテレビの売却(テレビはまだ売ってない)は経営としては正しいのだろうけど、ユーザとしては寂しいなという意見が多いようだ。僕はソニーの株主総会に行ったことがあるのだが(サードポイントが株買い始めたころのやつ)、その時の株主の質問で、私は株価が下がってもソニー株を持ち続けてます、かつてのようなクリエイティブな製品を作ってくれることを期待してます(会場拍手)、みたいな謎の場面があったのは嬉しくもあり悲しくもあり複雑であった。ここまで愛してくれるのは嬉しいし、ユーザとしてそういう思いを持ってくれるのはいいが、投資家がこんなこと言ってる場合じゃないよ、だいたい本当に株主のこと考えてたらもっと早くドラスティックに不採算部門切るはずで、日本のぬる株主の業の深さを感じた。