ケニア日記

ケニアのNGOでのインターン記を綴っていたブログ。今は電器メーカーの財務で働いてます。

ジャンプを読むのとドラクエで忙しい


丸ビルのスタバが就活生で埋め尽くされている。客の半分くらいが就活生っぽい。僕も3月は面接ラッシュだった記憶があるが、ぜひ丸の内から品川にも足を延ばしてほしいものだ。
 
 
さて、最近可処分時間という表現をよく聞く。曰く、可処分所得の奪い合いから可処分時間の奪い合いになったと。大きいのはスマホの登場で、ガラケー時代以上に人々はスマホをいじっている時間が長くなり、そこでいかに自社サービスを使ってもらうかに各社苦心している。
 
最近Gunosyがアップデートされて、スマートニュースそっくりのUIになった。僕は情報収取は主にNewspicksを使っており、時間があればグノシーとスマートニュースという感じだ。あとは情報収集以外の目的も含んでいるが
twitterに費やす時間も長い。グノシーがスマートニュースそっくりになってしまい、ユーザからすれば別に今までの状態でも自分に合ったニッチなニュースを見るのはグノシーで、マスなニュースはスマートニュースで、と使い分けていて特に不便はなかったのだが、今回のアップデートにより、グノシーは完全にユーザがスマートニュースを見ている時間を奪いに来た。
 
僕の優先順位はその時々で変わるので、ドラクエをやっていないときは毎日ニュースを上記の媒体(Newspicksが一番だが)などで情報を片っ端からインプットして、かつ本も読んで、という生活をしている。最近はドラクエにはまってしまい、本は読まず、ニュースもnewspicksだけ、とかそんな感じに時間配分が変わる。この自分の行動変化を見ても思ったのだが、ユーザにとって優先順位の高いサービスである、ということはかなり価値がある。たとえば僕は普段はスマートニュースもnewspicksも両方使っているので、ミクロかつ短期的に見てもどちらのサービスが強いかはわからないが、観測対象を広げ、長時間にすれば圧倒的にNewspicksになるわけだ(あくまで僕がそうなだけで現実にはスマートニュースがめちゃくちゃ強い)
 
ちなみに僕は毎週ジャンプを買っていて、昔からすべての漫画に目を通し、巻末の作家コメントも読むほどの気合の入れようだったのだが、ある時期からこち亀を読まなくなり、新連載の漫画も最初の何話かは読むがつまらないと判断すると読まないようになった。これは僕の中での漫画に対する選考の度合いが相対的に下がったからで、たとえばこち亀はここ10年ぐらいは安定した低クオリティを発揮しており、こち亀がつまらなくなったのではなく、単に僕が他にやることがあるから読まなくなったということだ。そういう意味でジャンプというか漫画はデジタル化の流れと、顧客の可処分時間の減少という二重苦との戦いで大変だろうなーというのが今週のジャンプを読みながら思ったこと。