ケニア日記

ケニアのNGOでのインターン記を綴っていたブログ。今は電器メーカーの財務で働いてます。

大田区と蒲田

文京区から大田区都落ちしてきて、辛い。社会人生活よりも大田区生活が辛い。


・仕事の話

ひたすらオペレーションを習得中。オペレーション部署なので、あまり残業はない。とりあえず今のところ楽しく過ごしており、仕事辞めたいとか言ってる世の人々は何が辛いのかが不思議なくらいだ。

あと一応僕は財務部のようなところにいるのだが、スクエニの株売却のニュースも普通にプレスリリースで知った。マジで他の人が何やってるかなんて何も分からない。


大田区の話

クソ。東京に住んでいるとは思えない。電車の客層は悪いし(バイアスかかってることは否めない)、店はないし、電柱と踏切があるし、スタバも蒲田の駅ビルにしか入ってない。あと親子連れが多い。それ自体は結構なことなのだが、狭いドンキの店内で子供を走り回せるのは止めて欲しい。

杉並区、文京区、大田区と暮らして来たが、東京の賃貸市場は相当に効率的だと感じた。どこも値段相応だ。早く港区に行きたい。




社会人一週目

社会人一週目が終わった。まだ研修だけで仕事は始まってないので、あまり社会人的なものとは関係ないものも含めて最近感じたことを徒然と。


・頭は使わないとアホになる

研修でグループでディスカッションみたいなことをやったが、久しぶりにやると頭の回転が遅い。議論を構造化するのに時間がかかり、今までは瞬時にできていたのができない。

思うに就活を終えてのこの1年間、頭自体は使っていたが、あまりに人と議論をする機会がなかったため、このスピード感の部分が欠けたと思う。要反省。


・研修はつまらない

想定の範囲内だがつまらない。一般に研修(というか講義全般)のゴールは2点考えられると思っていて、受講者の意識を変えることと、何らかの能力を身につけさせること。

うちの研修は全体研修が一週間、その後は各部署に任せるというやり方である。はっきり言ってこんな短期で何らかの能力を身につけるなんて無理だとしか思えないので、やはり前者の目的に重きを置いているのかと思う、しかしながらロジカルシンキング講座的なものが内容に組み込まれている。はっきり言って無駄だと思う。こういう能力に長けた人は学ぶことは特にないし、得意でない人もこんな短期間で身につけるのは不可能だ。だいたいグループでやってるからどうしても得意な人が引っ張ってしまう。となると意識の部分、つまりロジックって大事なんだ、と思わせることが重要だと思うが、たぶん伝わっていない。あまり細かくは書けないが。


まあマスな研修なんて名刺の渡し方とか最小限にとどめて、さっさと仕事させるのが一番いいのではないかと思う。業務内容も能力も違う人達に一様の研修を受けさせても無駄が多すぎる。まあうちは一週間で終わるので、おそらく研修は何も期待されてないというか、早起きの練習と同期とのコミュニケーションくらいに位置付けられているのではないかと思う。


・湯島はいいところだった

近く(と言っても電車に乗るくらいには遠い)のドンキに行くと、親が子供を連れて来てて、子供がはしゃぎ回っててショックを受けた。前は湯島に住んでいたが、あそこは歓楽街なので、ドンキに行くと本当に水っぽい人ばかりだった。子供なんてまずいなかった。別に連れてくるなと言うつもりは毛頭ないが、やはり走り回られると邪魔だ。同じ店でも地域によって全く違うのだと感じた。



というわけでまだ学生気分でのほほんとしている。てか研修半年とかやる企業ってなにやるんだろうね。早く死ぬほど働きたいわ。

明日から働きます

ついに明日から社会人になる。ブログを更新する力があるかは分からないが、アウトプットの機会を減らしたくないので、Twitterやるか、news picksに投稿を始めるかもしれない。news picksはユーザベースというSPEEDA作ってる会社がやってるニュースのキュレーションアプリで、好きなニュースにコメントを投稿できるようになっている。

僕はnews picksに関してはかなりのアーリーアダプターだったという自負があるが、昔はSPEEDAユーザであろうアナリストやバンカーが主な投稿者で、コメントの質も高かった。最近はリクルートのアホとかがつまらないニュースに知性のないコメントを投稿しててグノシーのようになっている感は少しある。


あと香港旅行は最終日はセントラルを満喫した。総じて言えるのは、街が国際化してる。外国人が暮らしやすい。旅行だったので実感できなかったが、ビジネスも税制などのシステム面など都合がよくやりやすいのだろう。

ただ東京が香港のようになれないかと言うと、住民の多くが英語を話せるようになるのは10年レベルの計画が必要だが、その他はだいたい規制緩和することで解決すると思うのでオリンピックに向けて気合入れて欲しい。とりあえず成田無視して羽田に力入れて、法人減税、英語表記増やす、無料Wi-Fi飛ばす、これやるだけで東京は魅力的になれる。こんなの実行に当たってのコストは対したことなくて、既得権益の抵抗が激しいというつまらない理由で実行されていないようなことばかりだ。


というわけで社会に出ます。久しぶりに口だけじゃなくて手も動かそうかな。

香港日記③

香港人は一日五食食べるという。朝、昼、アフターヌーンティー、夜、夜食という感じ。残念ながら僕は小食、かつ一人でレストランに行くと食べきれない量が出てくるので、もう二食もあれば多すぎるくらいだ。でも香港の食事はケニアの百倍おいしいので香港に来てから常におなかいっぱいで、確実に太っている。帰ったらダイエットせねば。
 
また宿だが、チョンキンマンションというところにあるゲストハウスに泊まっている。香港はとにかく物価が高くて日本と変わらないくらいなのだが、ここは格安の宿が密集しており、窓もない4㎡くらいのクソみたいな部屋ばかりだが、とにかく安くてかつ街の中心にあるので便利だ。実際目の前にペニンシュラやインターコンチネンタルなど名だたるホテルが目の前にある。
 
また、両替のレートもここが一番良くて、周辺の両替所と比べても5~10%くらいレートがいい。昨日はここにある1人部屋に泊まって、そこは3000円くらいだったのだが、今日は3人部屋に泊まったがなんと1700円だ。インドネシア人と、オーストラリアから来た韓国人と同室で、まさに国際都市香港という感じである。このインドネシア人と仲良くなって今日は一緒に行動したりした。名前は申し訳ないけど忘れた、AKBの番組の企画でたかみなJKTのメンバー24人の名前を覚えるという企画があったが、インドネシア人の名前は難しすぎる。
 
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1人部屋の方。クソ狭い。
 

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写真の向こう側に一部映っているのが彼である。僕のリスニングに間違いがなければ、俺は米を愛しているが今日は米をまだ食べていない!といって夕食はご飯の上に牛のホルモンなどが乗ったものを食べていた。僕のは日本でいう肉うどん的なもの。30香港ドル(≒400円)と香港では安いが、デフレにあえぐ日本で食べるはなまるうどんの方が安くてうまい。昨日のえびワンタン麺は旨かっただけにこれはちょっと残念。
 

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昼食の石焼海鮮チャーハン。えびとホタテの貝柱、そして上に二つ乗っているのが何かよくわからないがおいしい貝。めちゃ旨い、人生最高のチャーハン。2000円ぐらいしたが。そして一人で食べる量ではない、普通に残してしまった。
 
 

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チャーハンは残したくせにアフタヌーンティーを嗜む。ティーではなくカフェラテだけど。左はチョコバナナスコーン。

 

 

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スターアベニューという、ハリウッドのチャイニーズシアターの香港版にて。香港映画のスターの手形がいっぱいあるのだが、僕はジャッキーチェンとブルースリーしか知らない。インドネシアの彼と一緒にいった。
 
 

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女人街という渋谷と秋葉原を足したようなところ。買い物スポットで有名。
 
 
 
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ちょっと有益な情報も載せておこう。
ジェニーベーカリーという香港で有名なクッキーがある。超大人気で買うのに整理券をもらう列に並ばなければならず、僕もお土産用に買うために列に並んできた。近くで3割増しの値段で転売されているくらい人気である。僕は常々思っているのだが旅行のお土産にクソまずい現地のお菓子を買ってくる奴は本当にセンスがないというか、海外っぽさを出せてかつ安く済んで満足とでも思っているのか知らないが。僕はお土産を買うときは自分がもらってうれしいものを買うように心がけているので、今回はこのジェニーベーカリーと、あとペニンシュラでちょこちょこ買った。
ジェニーベーカリーはいろいろ場所が移転していて、日本語の情報は古かったりするので今日(2014年3月)時点での最新情報を載せておくと、尖沙咀では、Mirador Mansionに入っている。昔はチョンキンマンションの隣だったのだが、そこから1分くらい歩く。時間によって待ち時間は違うが、僕はこの写真くらいの行列に並んで15分待ちくらいだった。別にラーメン屋ではなくクッキーを買うだけなので、この行列も30人はいたかと思うが人数の割に待ち時間は長くない。ちなみにこのセブンイレブンWi-Fi飛ばしてくれているのでスマホさえあれば待ち時間もそんなに苦ではない。
 
 
明日は香港島に渡り、明後日の早朝に帰る。名残惜しいがこのまま香港にいると確実に豚になってしまう。
 
 

香港日記②

さて、いよいよ香港にやってきた。
そもそもなぜ香港にしたかというと、ケニア日記の熱心な読者なら覚えているかもしれないが、橘玲さんの本が僕は大好きで、特に『マネーロンダリング』という小説が一番好きでケニアにいるときにハマって二回も読んでしまった。その舞台になっているのが香港なのである。まああとは比較的近くて安いとか、途上国はもう飽きたから先進国がいいとかいろいろ考えて香港を選んだ。ちなみに一人で来た。人にもよるだろうが、僕は海外旅行の楽しみはRPG的なものだと思っており、つまり始めていく土地で勝手もよくわからない中いろいろ調べて冒険する過程が面白いと思っている。これを友達と行くというのは例えて言うならゲームを攻略本を見ながら攻略したり、もしくは人にクリアしてもらうようなもので、ちょっと正直意味が分からないと思っている。国内旅行や、行ったことある地域ならまあいいんだけどね。なので一緒にいてよっぽど楽しい人とかでない限り一人で行きたい派である。
 
 
そんなわけで香港に到着した。きのう書いた通り宿を取り損ねたので、まずは今日の宿を探すことに。上海をディスったが、香港の空港はビュンビュンWi-Fiが飛んでいる。あとでわかるが街に出てもいたるところでWi-Fiが飛んでいて便利なことこの上ない。さっそく市内への移動手段と、宿がありそうなあたりに検討をつける。
 
空港から市内は鉄道、バス、タクシーの三択。おおよそだが鉄道で80香港ドル(1香港ドル≒13円)、バスで35香港ドル、タクシーで300香港ドルくらい。迷わずバスにした。
 
市内についてからはネットで調べた日本人がやってるゲストハウス的なところに行った…が満員でダメだった。仕方がないので同じ建物で適当に探して、350香港ドルで泊めてくれるところがあったので、疲れていて面倒だったのでそこにした(後でわかるがちょっと高い)
 
 
ここで香港の建物事情を紹介しよう。香港は面積的には東京都の半分ほどとあまり大きくないのだが、そこに700万人が住んでいる。なのでかなりの人口密度を誇っており、その結果として地価は高騰し建物も高層化している。行ってまず感じるのはとにかく建物が高い。20~30階程度の建物は普通で、日本だとマンションの20階に住んでますというと、なんだか良さそうな気がするが香港では当たり前だ。後で紹介する香港島の夜景がきれいなのはひとえにこの高さのおかげでもあり、ヒルズの展望台などから見る東京の夜景が広範囲に広がっていて美しいのに対して、香港はとにかく建物が高いので面積当たりの光が多い。そして東京の夜景が上空から見ないと良さがわからないのに対して、香港の光は縦に広がっているので地上から見てもきれいだ(香港島と九龍が海を隔てているのもあるが)
 
 
さて、旅に戻ると部屋は写真を撮り忘れたが、まあ狭い。5,6㎡ぐらいだろうか。本当にベッドがあるだけという感じ、ただシャワーとトイレは部屋についていた。これで350香港ドルだから結構高い。ただ受付のお姉さんがきれいでいい人でいろいろ世間話したり、香港について教えてもらった。お姉さんに言われてダウンロードしたのだが、Discover Hong Kongというアプリがあり、香港のレストランやホテルの情報がまとめられているという優れものだ。Wi-Fiもそうだが、この国はとにかく観光の何たるかを分かっていて素晴らしい。日本もオリンピックまでにこれぐらいしてほしいものだ。
 
 
そして次の日。ここからは面倒なので写真でお楽しみください。

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最初のランチ、海鮮チャーハン。めっちゃうまい。98香港ドルとお高い。そして多い。

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スタバにてトールのカフェモカ、アイス。香港は緯度的には沖縄より今は普通に暖かいのだ。サイズはトールからだった。35香港ドルなり、日本よりちょっと高い。

 

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九龍からみた香港島、昼間。パナソニックのロゴが見えるところを選んでみた。

 

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夜はこんな感じ。100万ドルの夜景!

 

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毎日夜8時から、シンフォニーオブライツと言って音と光のショーをやってる。ビルの上から光りだしてるのがお分かりいただけるだろうか。

 

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香港と言えば!ということで優雅にアフターヌーンティーをしているところ

 

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夕食のえびワンタンラーメン、めっちゃうまい。特にえびワンタン。あと写真撮り忘れたけどカニシュウマイも頼んだ、合わせて100香港ドル

 

書きたいことはあるが、いかんせん部屋に机がなく、ベッドの上で書いていて腰が痛くなってきたので今日はこのへんで

香港日記①

こんにちは。
東洋の魔都、上海よりお送りします。PM2.5のおかげか非常に景色が曇っており、魔都らしさに磨きがかかっております。今日からなるべく毎日香港日記と題して香港旅行の様子を記していこうかと思います。
 
 
さて、今回は僕が探した限り一番安かった中国東方国空を使って、成田→上海→香港と移動している。航空券は44000円くらいだった。おかげで移動だけで半日かかる、香港には夜の9時ごろ到着予定だ。
 
まず中国東方航空を使ったのは初めてだったが、値段も安いしこんなものかという感じ。やや窮屈で、機内食も普通、大韓航空のクソまずい機内食よりはマシ。別に対応が悪いわけじゃないし、いいと思う。
 
そして上海の空港に着いてトランジットの時間でブログを書いているわけだが、もうこの空港はクソだね。今後上海経由はなるべく避けよう。
まずWi-Fi。登録してSMSでパスワードを入手しなければならず、これが面倒。さらにすぐ切れて、そのたびにIDとパスワードを入れてログインしなおさなければならない。しかもちょっとつながりづらい上にクソ遅い。twitterとかfacebookも見れないし、非常に残念である。
 
また全体的に雰囲気が天気と合わさってか暗いし、無機質でダサいし、とにかく残念である。僕は、日本で成田が苦戦したように、空港は大規模な開発を必要とするものなので、中国みたいな社会主義の国の方がいいもの作れると思っていた。実際韓国やシンガポール社会主義国家ではないが、国策レベルで開発を主導しており空港のクオリティは高い。ところが中国のはダメだ。今回はトランジットだけで空港からは出なかったのでわからないが、市内までの距離は近くて便利らしいが、いかんせん全体的にセンスがないし、ネット回りだけ見ればケニアのテントの空港以下だ。
あと、物価も普通に高い。また、CAのお姉さんは悪くはなかったが、地上の免税店などで働いているお姉さんが可愛くない。皆アラレちゃんみたいなメガネしてるんだよね。日本だと相当なお洒落さんじゃないとつけられないあんな感じのメガネをみんな着けててもれなくダサい。
 
 
また、香港に着く前からトラブルが発生してしまった。今日の宿がないのだ。
21時過ぎに着く便なので、とりあえず初日の宿だけ空港の近くで予約しておいてあとの予定はホテルで全部考えようというのが僕のあってないようなプランだった。ところがどうやら調べてみるとこのホテルが空港から普通に遠い、というかホテルズドットコムで空港に近いホテルで検索したのだが、どうやら深センという香港国際空港とはかけ離れたところの空港の近くのホテルだったらしい。さすがに21時についてそこまで移動するのも面倒なので、あきらめることにして今必死に今日の夜の過ごし方を考えている。とりあえず九龍らへんに行ってゲストハウス探すしかないな。4000円くらい無駄になったが、まあ1万円とかするホテルじゃなくてよかった。
 
 
そして…
 
 
 
香港到着!空港から金のにおいがする。上海とは違って普通にカッコイイ。
 
当ブログはもともと僕の思考整理プラス、日本語でケニアの情報を発信するという趣旨で運営されていたので、この旅行でも香港で考えたことプラス、日本人旅行者のための情報を発信しておこうかと思う。と言ってもケニアに比べれば香港の情報はだいぶネットに転がっているので相対的に価値はなさそうだが。
 
というわけで明日からちゃんと写真とともに情報発信もしていきます。
今日は何とか宿を確保したが、明日の予定を立てないといけないのでここらへんで。